Keaneの二面性

ピアノを主に据え、ギターレスで独自の世界観を演出するKeane



日本で2枚のアルバム(ライブを除く)をリリースしている彼らですが、、



ファンでも好みが2極化するようです。



それは、Hopes And FearsとUnder The Iron Sea



この2枚のアルバムの性格があまりにも異なるからで、



1枚目のアルバムを静とするなら2枚目のアルバムは動、、



自分達の完成された世界観を誇示したHopes And Fearsに対し、



新たな世界へ踏み出した荒削りなUnder The Iron Sea



オレは後者の荒削りなあたらしいKeaneが好きですが、じつは前者につく人がおおいみたいです。



たしかにファーストアルバムは『死ぬほど美しい』と形容されてもおかしくない異質を感じざるを得ません。



二面性を持つKeane、どちらがKeaneの目指すKeaneなのか・・



1,2ときて、つぎにどういった楽曲を出してくるかで今後の方向性が読めると楽しみにしていたKeaneが、このほど待望のシングルをリリースw



その名もThe Night Sky



収録曲は

  1. The Night Sky
  2. Under Pressure
  3. Put It Behind You

の3曲です。



ざっと聴いてみた感じでは名曲の気配はなしw



しかしおもしろいのが、1曲目は1枚目のアルバムより(静)、、2曲目は2枚目のアルバムより(動)だってことです。



このシングルによってHopes And Fears派かUnder The Iron Sea派かがわかりそうな気がします、



それでいくと、オレはUnder Pressureのほうが好きなんでUnder The Iron Sea派w



方向性の違う2曲を収録してきたので今後のKeaneを予想することはできませんでしたが、



それは本人等が一番迷ってるってことの表れなのかもしれませんし、もしかすると静動のどちらもがこれからのKeaneなのかもしれません。






ちなみにシングルの3曲目に収録されているPut It Behind Youはセカンドアルバム収録曲のリミックスです。



原曲もパッとしなかったわけですが、リミックスは・・『なんだこり?』ですよw



もし、3曲目派だよ〜んって人がいたら、Keaneは捨ててテクノとかエレクに流れた方が気持ちよくなれると思いますw