COOLPIX
ちょっと前にキャメラはキャノンかニコンという記事を書きましたが、あのときは単純に『キャメラ』と言ってみたかっただけなんですけれども〜
デジタルキャメラを貰いました。いえ、新品ですw
モノはNikonのCOOLPIX S510、木村拓哉さんが出演しているCMのキャメラです。
基本スペックとしては810万画素、光学3倍ズーム、最大ISO2000、手ブレ補正、、と特に抜きん出た部分はありませんが、、
やはりCOOLPIXのウリは高速レスポンスでしょう。
画質には一切関係ありませんが、起動の速さ&リレーズタイムラグの小ささは最高です。
そこで、勝手に比較インプレッションをしたいと思います。
相対するのはPanasonicのLUMIX FX-5*1という3〜4年前のキャメラwタコ殴りか?と思わせといてLEICAレンズ採用400万画素光学3倍手ブレ補正、と、いまでも全然使えるスペックです。
起動時間・AF・リレーズタイムラグ
COOLPIXのカタログには起動時間0,7秒、リレーズタイムラグ0,005秒と書いてありましたが、、そんなもん数字で示されてもすごさが掴めないので活字で説明します。
起動時間0,7秒は数字以上に短く感じることができ、LUMIXと同時に起動した場合、LUMIXが撮影可能になるまでの時間で2回起動(再起動)できますw
リレーズタイムラグは撮りたい一瞬を撮れるレベルまで抑えられ、押せば切れるという至極当然のことができますw
ま、それでも0,005秒から受ける圧倒的な印象に比べると遅いかもしれません、、
というのも、シャッターのレスポンスは強烈なんですが、シャッターボタンが『ぐにゃ』っとした押し味なので鈍感に感じてしまいます、、
コンセプトを大事にするという意味でも、ここのボタンはもう少し『カチッ』とした押し味が欲しかったです。
画質・コントラスト
画質は810万画素とは思えないほど普通で、全体的にソフトな印象、、
コントラストはナチュラルな色彩ながらも黄色が若干強くあたたかい写真になります。
LUMIXがシャープな画質に、VIVIDな発色で画素数以上の画質を感じさせていたのに比べると・・
COOLPIXの画質は普通ですw
レンズ・液晶
ズームイン・アウトはコンセプトに基づき俊敏な作動をします、
広角撮影時のタル型収差が気になりますが、このクラスのキャメラにしてはよく補正されている方だと思います。
液晶は2,5インチと最近のモデルの中では小さめで、画質も荒めです、、
この辺、Panasonicは強いですね〜最新のLUMIXも液晶が大きく綺麗でした、、CanonIXYもそれについで液晶が大きく綺麗でした。
総括
COOLPIXの動きは機械が好きな人でなくとも惹かれると思います、
そして扱うのが(写真を撮るのが)楽しいキャメラですw
コンセプトに画質とは関係のないレスポンスを掲げているのも、写真の写りは良くて当然という自信の表れなんだと思います。
一定以上の画質を確保しつつ、コンパクトキャメラの『どこでも気軽にパッと』という使い勝手を追求しているあたりがいいですね〜
バイクもクルマもそうですが、走るのは当たり前なんですよ。
インテリアの質感など走りに関係ない部分こそ決め手になるんですよね〜
走りたい人なら内装取っ払ってロールバーでしょうし、ようするに何を重視するかは人次第って事ですわw
ただこれだけは言える、、当然のことを追求するのが一番コストがかかるんですよww
*1:手ブレ補正の先駆けとなった機種