フレーム研磨説明
黒ダイヤの骨格、フレームの研磨について頼まれてもないのに丁寧にご説明いたします。
まず、フレームにはシャーシグレーなどと呼ばれる防錆成分の含まれている頑丈な塗装が施されていますので、これを120番のサンダーバフなどの粗いヤスリで削ります、、
すると一枚目の写真のように地のアルミがあらわになります、
このときに下地処理としてミカン肌や梨地肌の凸凹やそばかすを馴らしておくとGoo〜dだったりします。
つぎに180番のサンダーバフで研磨します、
満遍なく傷をつけるのがコツで、同じ方向だけじゃなく6方向くらいに傷をつける感じがいいです。
それが終了したらこんな感じ、、
ここでタバコを吸って小休止、
そして360番のサンダーバフをかけますw
180番と360番では粒度にたいした差はないんですが、180番では次にかける600番までが遠すぎるので面倒くさがらず研磨しますw
ま、下地処理を省いたら最終的に輝きに違いがでてくるので、ここで手を抜くくらいなら金属なんぞ磨かん方が正解ですw
360番が終わったらこんな感じ、、全然輝きそうな雰囲気はしませんが大器晩成をなんちゃらってやつです。
ここまではサンダーを使用して研磨してたんですが、
ここからしばらくは手作業で研磨しますw
600番の耐水ペーパーで地道に研磨していきます、同じ方向ばかりではなく放射状に満遍なく磨いていきます、
耐水ペーパー使用に当たってのコツは、深い傷をつけるのではなくあくまでも満遍なく、、
水分をコマメに補給することと、ペーパーを早めに交換することですかね、、
どれも要らぬ傷をつける原因となります。
ここまででこんな感じ、、
つぎに1000番の耐水ペーパーで研磨したんですが、どれがその写真かわからないので省きます、、
正直、1000番が必要かどうか自分でも疑問なんですが、やっといて損は無いんでやりましたw
ここからはまたサンダーの力を借ります、ビバ電気、ビバサンダー、、
そして今回から投入された日本古来から伝来の秘密兵器!!
白棒と青棒、、フェルトバフですw
垢抜けレベルは低くてもいい仕事しますw
それではバリ山の指紋がすぐにスリップサインまで到達してしまう。というわけで買いましたw
白棒が中磨き、青棒が鏡面仕上げ用なのでまずは白棒の出番だ〜
回転しているバフに白棒を押し付けて塗布し、そのまま金属に押し当てて研磨していきます、、
初めてのフェルトバフ&白棒なので手探りですが、曲がりなりにもやってのけましたw
コツは・・白棒をケチらずにガンガンバフに塗ることと、ある程度の力で押し当てて研磨することですかねぇ〜
説明しにくいんでこの辺は体得してくれとしかいいようがありませんw
白棒終了してこんな感じw
光ってきました、下品に光ってきましたよ〜w
この勢いで青棒に行きたいところですが、タバコ吸います。
余談ですが、バフを買ってしまうと手作業で研磨していた頃がアホらしく思えますw
余談終了、青棒での研磨にかかります。
ま、白棒と使い方は同じで研磨剤が青に変わっただけですw
名目上鏡面用という事なんで、よりいっそう塗布のペースを早めますw
ちょっと磨いては塗布、といった感じですw
コツとしては・・同じ強さで磨くことですかねぇ〜
で、こんな感じになりました〜w
結構エグイ光り方してますw
かなり下品ですw
スパーの部分はこんなかんじですw
舐めたくなりますw
じつは、これで終わりではなく、、最後に手作業で研磨しようと思ってますw
バフは楽でいいんですが、やっぱ仕上げは自分の手でやらんとねぇ〜
完成はまた後ほど・・
結果論ですが、下地処理をサボらんでよかったなと・・
サボって光が鈍かったらまた最初からリトライですからねぇ〜
何事も基礎が大事ってことなんだと感じました。。