新型アドレスレビュー

2222km




買ってからおよそ1000キロ走り、2222kmを突破したのでレビューでも書きますw



まずオレが買ったモデルの説明ですが、現行のO2センサー付きの規制後モデルって奴でして、



湧き出るパワーとリコールで伝説となりいまだに人気の高い初代モデルや、



メーターが気に食わんと評判の2代目とカタログ比較すると、パワー・燃費・車体価格のすべてが悪くなっていて、



特に動力性能での下馬評は最悪なモデルなんです。



そのことを先に書いてからレビューとします。。






実際に乗ってみてまず感じたのはその小ささでした、



原付並み、もしくは原付以下の小ささからくる取り回しやすさは尋常ではなかったです、、



そしてエンジンをかけてみてエンジン音の小ささにも驚きましたw



こちらも原付並み、というかむしろ中途半端に低年式の2サイクルの原付なんかよりはるかにサイレントですw



これが新型のいいトコなのか、アイドリングも安定していて始動直後からシングルとは思えない滑らかで心地よい低音が響き、



アクセルを数回レーシングすると、規制後特有(と思われる)のツキの悪い一瞬が顔を出すんですが、走り出してしまえばそれは扱いやすさに変わり、



4サイクルスクーター特有の奇妙なエンジンブレーキも簡単に制御できてしまいます、



加速と言う点では、アクセルワークでフロントアップする(らしい)初代とは比べ物にならない鈍重さで、



全開にしてもフロントの接地感は常にMAXなのですが、それはあくまでも先代との比較であり、



他社の二種スクーターの中では、2サイクル・4サイクル問わず最強の部類であることは間違いないですw



Gアクシスと比べるとするならば、加速感は2ストのアクシスに軍配があがるでしょうが、



実際に加速力があるのはアドレスです、、



というのも、これはV100のころからの伝統なのか変速特性が秀逸で、回転の落ち込みや加速のもたつきがありません、、



回転数固定で加速するスクーターにふさわしくない表現かもしれませんが、台形トルクという言葉がしっくり来るように思えます、、



つまりそれだけマイルドで乗りやすくどこからでも加速できる加速特性ということです。



最高速度は無風の平地で約109キロ、まったく文句なしですw



それを支える車体は上にも書いたように原付並みのフレームなのですが、



10インチのホイールで意味不明なくらい直進安定性を発揮し、かつ、コーナーではフレームがしなって踏ん張りが利きます、、



最高速でのコーナーなら恐い思いもせずに走れる点は非常に評価すべき点であり、



またその速度を制御するブレーキも、効きはアクシス以下ですが、マイルドでコントロールしやすくタイヤが鳴くまで細やかにコントロールできるんです。



一方のリアブレーキは効きがかなり悪く、おまけに鳴くのでこれだけは正直なんとかしてくれって思いますが、まぁ最低限の効きは確保されているのでロックしなくて安全だという風に解釈しています、、



最後に、アラーム機能についてですが、ハンドルロックに連動してONになり、



振動の大小によりビープ音とホーン音の2レベルで警告してくれ、



ホーン連打はかなり威嚇効果満点なんですが、



初期警告のビープ音はパソコンが起動するレベルの音量なので期待0・・



車体のスタンドを払ってやっと反応するレベルなので、



正直言って、バッテリーを外してしまえば簡単に無効化できそうなもんですw



そんな感じの新型アドレスですが、カタログスペックに踊らされるのではなくしっかりと見てみるとかなりいい出来です、、



パワーだなんだと言われてますが、そんな虚弱な新型で、新旧・ノーマル・カスタム関係なくアドレスというアドレスは片っ端からぶち抜いてますw



よく考えればわかるとおもいますが、使いこなせてこそのパワーですbyミナミ。。