ルールとプライド
自分に課したルールと、プライド。
人間としてまっすぐ生きようとすると、この2つを確立し保持することが大事です。
家に例えるならプライドという名の基礎に自己ルールという名の柱をたてる。
その2つがあればとりあえず家の骨格を形成できる、あとは肩書きとかを外壁に張り付けるだけで完成。
そう思っていました。
でも、そこには大きな欠落があったんです。
人間として、ルールとプライドが大事だということに変わりはありませんが、
プライドは基礎にはなりえず、実は外壁でした。
つまり、ルールという柱とプライドという外壁、、
そしてそれらを支える『大人』という名の基礎の存在を忘れてたんです。
大人という基礎が固まっているからこそ、自己ルールという名の柱を立て、プライドという名の外壁を張る。
それこそが正しい順序であり、その3つの要素があってこそ社会で自立できるんです。
そう考えるとオレは、大人という重要な要素である基礎を置き去りにしたまま柱を立て外壁を張ってしまった言わば欠陥住宅。
やたら太い柱と強固な外壁だけ持つメンドクサイ不良品。
基礎を作ろうにもそれらが邪魔をして基礎工事ができない状態。
ならば、一旦更地にして、とりあえず基礎を構築しようと、そう思いました。
なので今のオレは間に合わせのルールとプライドで建っているプレハブみたいなものです。