湖北リベンジ
1週間前の天気予報では絶望的な雨予報でしたが、日が迫るにつれやや改善し前日予報ではついに午前中晴れ予報にまで好転しました。
京都花灯路・勝尾寺ホーリーライドその他諸々を見事雨で飾ってきた雨男タッグとしてこれは偉業です。
例によって3時出発5時半着の鬼畜スケ。到着時気温マイナス5度。
幸いなことに空気はよく澄み、伊吹山はもちろん塩津のほうまでよく見える。
オオワシも見える!
今日のオオワシは前日から何も食っとらんちゅうことで朝一7時頃にいきなりねぐらから飛び出し頭上を通過、そのままセンター方向の湖岸に飛び去る。
機材を出さずして索敵をしていたので往路のチャンスを逃し、獲物を持たず同コースを3分ほどでリターンしてきた2度目のチャンスも機材準備中で無念の切腹。
やる気満々で湖岸を睨むオオワシも北からの風が強くなんかやりにくそうである。
その後は大きな動きも無く黙々と待つ、ここに来てるのは地元の方も多いが今日は遠征組も多かった。
琵琶湖のほとり、真冬の空のもと狂ったように3時間待機。楽しい世間話などほとんどなく真剣そのもので現場はいい感じで張り詰めてた。
正午から2度、北方向の湖岸へ飛び出たが共に狩には至らず手ぶらで帰還するワシ。
腹は空かせているはず、まだ飛ぶはず。こちらも帰還の時間が迫り同じことをしていてもしゃーないので一か八か賭けに出た。先ほど2回のコースをトレースすると踏んで北の湖岸道路に移動。
人間がすっ飛ばされそうな強風が吹く湖岸の歩道上にゲバを張り遥か彼方にかすむ奴を監視。待機。
あまりの風速にレンズが揺れ、体感温度は氷点下w 条件は最悪。だがしかし一発逆転にはここしかないと粘る粘る粘る。
ファインダー越しに奴がフンをしたのが見えた。
集中力を高め飛び出しから見失わないようにスタンバイして・・飛んだ!
読み通り一旦北に出て・・
そこから湖岸沿いを西進するんやろこいやー
バカチンがー!!
往路・復路ともに頭上を通過、肝心の狩はせず湖面を舐めただけやったものの昨年、先月のリベンジは無事終了。
欲を言えば空が青いうちに移動して青バックのオオワシが撮りたかったなぁ。
結局またチャレンジしてまうんやろなぁ。とか思いつつ腹ごしらえを済ませ疲れた体に鞭打って高速飛ばして帰ってきました。おつかれ。オレ。