キャブレターについて
キャブレターの各部部品についてわかりやすく解説します。。
- ニードルジェットです、キャブレターの中央に位置していて、ジェットニードルの受け側になります。。
おもにメインジェットで調節したガソリンを、どれくらいのスロットル開度でどれくらい燃焼室に送り込むかを調整するパーツです、、
ま、基本的にキャブセッティングではさわらない部品ですw
- これはメインジェットです、前述のニードルジェットに取り付けて吸い上げるガソリンの量を決める部品です。
どうやって決めるのかというと、単純に穴が開いてるだけですw
主にスロットル全開時の燃料量を調整しますが、ほぼ全域に影響を与えます。。
- パイロットジェットです、役目はアイドリング域での燃調、、
メインジェットとニードルジェットが一体化したような形で、それ単体でガソリンを霧化できるような構造になってます。
あわせて、パイロットエアスクリューで空気量を調整することができます。
- これがそのパイロットエアスクリュー、、アイドリングでの燃調をとる部品ですが、仕組みはよくわかりません。
ジェット類をいじればエアスクリューを調整するのが基本です、、しかし給排気系をカスタムした場合、エアスクリュー程度の調整では燃調が合う事はまずないです。
ただキッチリあわせていないとスロットルのツキが悪かったりしますw
- フロートバルブと連動してフロートチャンバー内のガソリン量を調整し、オーバーフローを防ぐ部品です。
一般的にフロートの材質はプラスチックですが、真鍮のものなどもあります、、
キャブレター内でもっとも外力に弱い部分です。
フロートバルブはあそらくアルミ製が主流〜
- フロートバルブの受けとなるのが、このバルブシート、、
ガソリンの流れをコントロールする部分なのでOリングがついてます、金網状のフィルターがついている意味は不明。
あと青錆もついていますw
これも普通、キャブセッティングではいじらない部品です。
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キャブレター本体はアルミダイキャスト製、ジェット類は真鍮製、、
アルミと真鍮はどちらも柔らかい金属なので締めこむときのトルクには注意です。
今回紹介したのは極一部、他に有名どころとしてはジェットニードルやバタフライバルブ、スロットルバルブがあります。これらはまた機会があればアップします。
今気づいたんですけど、丁寧とわかりやすいは別w
そんで、いくらわかりやすくっても興味がなければなんのこっちゃ・・w