Zippoをメンテ
定期的なメンテナンスはZippoを使う上で必要不可欠、
生涯保証がついているとはいっても、良好な火力を維持するためにはメンテナンスしかありません。
今日は、誰も興味のなさそうなZippoのメンテナンス方法を紹介しますw
メンテナンスは必要最低限の下記メニューを実施しました。
- ボトムとインサイドユニットのクリーニング
- フリント周辺の点検
- ウィック調整
用意するものは、
- Zippo本体
- 純正オイル
- 純正フリント
- 綿棒
- ピンセット
- ハサミ
こんだけあれば十分です。
まずはじめに、ボトムからインサイドユニットを取り外します。
インサイドユニットの風防を軽くもって、
ボトムのヒンジを傷めないように注意しながら引き抜きます。
続いてインサイドユニット底部のスクリューを外し、フリント周りを取り外し、レーヨン・ボールと呼ばれる脱脂綿も全部出します。
レーヨン・ボールは型が付いてしまっているので、出した順番にして並べておいて置くと、入れるときにラクチンだったりします。
分解が終了したら清掃作業にはいります、
綿棒に純正オイルをつけて、各部のすすを落とします。
以外にも、ウィックに付いたすすが点火不良の原因だったりするので、
分解までしなくても、ウィックのすすは小まめに落としてあげるとGoodです。
今回はウィックが痩せてきているので、
焦げて細くなっている部分を切って調整してやります。
だいたい3、4回の調整を目安にウィックを新品にしてあげるとSoGoodです。
そして、さっきの逆手順でレーヨン・ボールを詰めていきます、
このときにウィックを風防と同じ高さか、若干低くすることと、レーヨンをうまく使ってウィックを『弓』の字のようにします*1。
フリント、フリントスプリングを挿入し、、フェルトパッドでフタをしスクリューを締めます。
オイルを注入し、ボトムにユニットを収め、、
最後にボトム外側の汚れをオイルで軽く拭いてやって完了。
オレはユニット挿入時に風防についた指油分が熱で焼け付いて変色するのが嫌なんで、
熱の加わる部分の指紋はすべてオイルで脱脂します。
メンテしてやると火力が戻り、点きやすく消えにくくなりますw
おつかれさまでした〜
Zippoに対してよく言われる『味』ってのは、
定期的なメンテによって確立されていくものだとオレは思います。
端にすすっぽいだけのZippoは、味ではなく汚れているだけです。。
*1:これは火を消えにくくし、オイルを効率よく吸収させるためです。