バンテージ・ポイント

大統領が暗殺された、
目撃者は8人、、しかし、証言の食い違う8人。
各々の視点から謎に迫り、犯人を追い詰めるサスペンスアクション。。

バンテージポイントを観ました。



この作品の大きな特徴が、暗殺前後の約20分をキーパーソンごとの多視点で構成していて、オムニバスのような形式をとっているところでしょうか、、



シークレットサービス視点から民間人、そして徐々に犯人側へ視点が変わっていき、謎が解けていきます。



作り方はとても面白く新鮮なんですが、謎が浅く、作り込めていない感じがしました、



事件の真相に関係のないハワード(タッチダウン)のストーリーが他にくらべて少し厚みがありましたが、事件自体が単純なので全体としての見ごたえはあまりなかったです。



しかし、引き込む力があるのかあっというまに終わってしまった感があったので、2時間越えの長編にして細部を煮詰めればこのタイプの映画はさらにおもしろくなりそうです*1



とはいえ、暗殺の真相に触れる主犯格のストーリーでは紐解け鳥肌が若干発病しました。



普通に見れる映画って感じでした。

*1:この手の映画が発表されることはこの先まずないでしょうが・・