現代人の不幸は、幸せの中にいてもなお、不満を抱いているところかもしれない。
戦後の焼け野原から、高度経済成長、、現在に至るまでを支えた精神、
他国に追い付け追い越せ、今よりもっといい生活水準などという『向上心』は短期間での日本国の発展に大きく寄与してきたとは思うが、
同時に、現状で満足することを忘れさせたのかもしれない、、
前を向いて歩くことは大事だが、やみ雲に走り続ける必要はなく、、
たまには立ち止まって自分を客観的に見てみる、
目を閉じて過去の自分から今の自分を見てみると、過去よりどれだけ自分が幸せで、
どれだけ幸せじゃないかがよくわかる。
周囲と比べるのも大いに結構、
でも昔の自分と今の自分を照らし合わせてみると興味深い発見があるかもしれない。