SHM-CDとSACD
新しくCDを買いました〜w
ミナミです。
買ったのは(左から)
『これがSHM-CDだ!ジャズ偏』
『T-SQUAREのWonderful Days』
『Francfranc feat.DAISHI DANCEのEVER DANCE...EVER RELAX...』
『Sotte BosseのTomorrow Knows Yesterday』の4枚、、
いかんせんジャンルがバラバラな気もしますが、
まぁ基本的にはオレはこういうのを聴いてますよという指標になりうる4枚です。
そして、『これがSHM-CDだ!ジャズ偏』と『T-SQUAREのWonderful Days』はすこし特別なCDでして、
SHM-CDとは、ビクターが開発したスーパー・ハイ・マテリアル・コンパクト・ディスクの略称で、
記録方式や読み込み方式は従来のCDと変わらないものの、
記録面に液晶ディスプレイなんかで使われるような透明度の高いポリカーボネートが使用されていて、
理論上読み込み性能が向上し、それによって音質の向上をうたったCDです。
一方のSACDは、ソニーが開発・規格化したスーパー・オーディオ・コンパクト・ディスクの略称で、、
一般的なCD-DAが700MB程度なのに対し、1層あたり4.7GBもの記録層が2層あり、より多くの音声情報を記録することで高音質を得ることができます。
規格からしてCD-DAとは互換性がなく、一般的に普及しているCDプレーヤーでは読み込みできません。
よってラインナップが少なくJazzやClassicを中心として一部のオーディオマニアから好まれているようです。
で、こっからは聞き比べ、本当にSHM-CDは高音質なのか?SACDは高音質なのか?ということですねw
今回チョイスした2枚のジャンルは、前者がジャズで後者がフュージョンということなので、
まぁ、わかりやすい部類でした、、
結論から言うと、両者共に高音質でした、、
SHM-CDはCD-DAと比較して全域でクリアな印象ですが、
特にシンバルとコントラバスが活き活きとしたキレのいい音になりました。
X-Z9では変化は微妙なものでしたが、リビングのONKYOのコンポで聴いてみたところ驚くほど変化がありました、、
基本的な変化の性質とか方向性は同じなんですが、変化量が大きく体感しやすかったです、、
おそらくこのことから、安モンになればなるほど違いが分かるということなのかもしれませんw
もしそうなら、SHM-CDはもっと普及すべきなんですがねぇ・・
営業が下手なのかもしれませんw
がんばれビクター、ていうかKeaneをSHM-CDでリリースしろよユニバーサルミュージック!!
一方のSACD、使用したジャンルが普段から耳にしているフュージョンということもあってか、これは非常にわかりやすかったです。
CD-DAに比べて、明らかに解像度があがっています、
CD-DAより音圧が若干低く、同程度まで上げてみましたが、やはり粒が非常に細かい、
それも、どの楽器が、、とかではなく、全体が、、ですよw
ただ、音質が良すぎて曲が冷たく鋭い感じっていったら伝わんのかなぁ〜
角ばった感じになるような気がします。
個人的にはCD-DAのやわらかい感じほうが耳慣れしてますが、SACDのほうが長時間聴いても疲れないと思います。
CDから派生した2つのCDを聴いてみて思ったのは、音質にこだわる人間は自然とSACDを求めるため、常にある一定の需要があり、
SHM-CDも価格帯が低いプレーヤーであればあるほど体感しやすいのでやりようによってはもっと伸びますね、
似ているようで、根本的には住み分けできているので、
消費者としては、DVD-RWとDVD-RAMや、Blu-rayとHD-DVDのように食い合いだけは避けてほしいですw
で、T-SQUAREもCASIOPEAももうだいぶ前からSACDとCD-DAのハイブリッド2層ディスクになっていたようで、
知らぬまにSACDを所有していましたw
さすがというべきか・・
まぁ、よく思い出してみれば彼らはLPからCDになったときもいち早く新規格に移行し、
同一アルバムをLPとCDで併売してましたからね〜w