あの曲はすごかった

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音楽を聴こうとCDラックから無作為に手に取ったなかにオレンジレンジの花が入っていて、



しばらくのあいだ、『花』を始点としたこの約4年の記憶に浸っていました、、



昔話みたいなもんですので、興味があれば見てってください。。






05年2月、、最初の高校を辞めて疲れきっていたオレは、無性に映画が見たくなって上映期間ギリギリで『いま、会いに行きます』を見に行ったんですよ。



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原作はかなり前に読んでいて内容も知っていたので、泣くつもりもなく、



あくまでも気晴らしのはずだったんですけどねぇ〜



上映中ずっと泣いてました、、そして最後にオレンジの花が流れてとどめw



そのころのオレは、映画で泣くとかいうことにも恥ずかしさを覚えるようなガキだったのに、



電車の中でも涙がとまりませんでしたw



内容がどうとかいうことでなく、見た以上に感じ、感じた以上に反応し、反応したことを素直に開き直れたことこそがキモだったんでしょうねぇ



今となっては、なんでもないことなんですけど、、



このことこそがオレにとってはターニングポイントだったんだと思います。



1を聞いて10を知り100を感じる、、このときを境にして自分の思考、感受性、性格や人間関係が変化していきました、、



オレはこれを、大人になリはじめた瞬間って認識をしています。



それからちょっとして再び高校生になり、人間の輪が広がり、



世間の広さを知り、そして世の中の狭さも知りました、、



また、自分が変化していくなかで、かけがえのない2つの出会いがありました。



どちらも取るに足らないようなささいな接点でしたが、



1人は唯一無二の親友として、もう1人は大切な人として、、



いまでもそばにいて支えてくれています。



もし、あの映画を観てなかったら、今日の自分はありえなかったでしょう・・



自分の気持ちを表現することも、伝えることもできない人間に、



あるいは、そういう自分に疑問を持つこともない人間になっていたかもしれません。



いまの幸せなオレはなかったでしょう。



そんなようなことを、こ4年間のいろんな写真や思い出を巡っていて感じました。。



人間誰しも人生の過程でいくつかのターニングポイントがあって、それによって大きく生き方が変わるんでしょうけど、、



それは全然たいしたことのない日常の中にあって、自分の中で変革を望む無意識の何かが、そのなんでもないきっかけに反応して大きな変革をもたらします。



人間とは、無意味なことに意味や価値を見出すことのできる唯一の生き物なんですよね、、



きっかけがないとうつむかずに顔をあげて周りをよく見てください、、



気にもしなかった何かが、あなたにとっての最大のきっかけになるかもしれません。



振り返ってください、、



もうあなたの変革ははじまっているかもしれません、、



本当にオレが幸せなのは、いまの自分云々ではなく、、



映画をみることによって、早い段階で気づきを得たことの方なのかもしれません。。。