Golf6TSI
Golf6のTSIです。
代車なのですが、なんとダブルレッドなんですw
アンチ外車のオレはまず全体をなめ回して粗さがしをしてみましたw
するとほらでた、
ヘッドライトにこういう細工をするあたりが受け付けない理由のひとつなんですよね、、
300万を超える車体価格でHIDでもなければ、
プロジェクターでもないってのも終わってます・・
デザインについてはとやかく言ってもしかたないので次は内装に、、
まず気になったのは・・
長らく採用され続けていた青いメーターがホワイト発色に変更された点、
青いメーターは先進的な印象は強かったんですがやはり視認性が悪かったですからね、
この変更点はかなり評価できますし、燃料系と水温系をタコおよびスピードメーター内にビルトインした点も高評価ですw
そして無用だった260キロメーターも必要十分な240キロフルスケールメーターに変更された点も外車特有のイキり感が薄くなってポイント高しですw
ナチュラルレザーのシートもシットリとした質感が良く、ドライバーズシートは電動調節式となって値段なりの装備が付いてきたなって感じですw
後部座席も広々空間でいいクルマに乗ってる感がありました。
マイナス点は、最近流行のシートベルト警告音が異様に五月蝿かったことですかね。
さて、次はエンジンと運動性能ですw
こっからが粗探しの本番ですよ〜
アンチ外車の腕が鳴りますww
まずはアイドリング、これは前モデル、前々モデルと静かな部類でしたが、
Golf6はハイブリッド並みの静寂性で、ほぼ無音といったレベルw
暖房をつけても不快な振動やアイドリングの乱れは見られず質感高しw
Golf4では鬼のように強烈だったクリープ現象も、常識レベルで納まっていて好印象でしたw
ここまでに感じていた上質感も走り出してしまえば別物、、
発進後すぐの1500回転からスーパーチャージャーが機能し初め、踏み込まなくてもスイスイ加速しますw
7速DSGのクロスミッションと相まって振動もなく至極スムースなフィーリングは高評価ですw
そして、Dモードであっても踏み込むとスーパーチャージャー領域からターボ領域に針をぶち込んでくれますし、
2段階アクセルの奥までさらに踏み込むと、レブにまでぶち込みながら強烈な加速を味わうことができますww
さらに、ダブルレッドにはシーケンシャルシフトとパドルシフトが付いていて、いかなるシチュエーションでもセミオートでギアを選択できますw
そしてこのときの加速感が秀逸で、どの速度域からも瞬時にGを感じる加速をしてくれてレッドぶっ込みも可能w
なによりもシフトチェンジのラグが極小すぎて、とてもGolfとは思えませんw
足回りもエンジンパワーをしっかりと路面に伝えるだけのコシがあってかつ、乗り心地も悪くなく、
トラクションがかかっているときの接地感が途切れることなくアクセルの全開を助長してくれますw
また、ハンドリングに関してもGolf4がそうであったようなセダンのような落ち着き感(ゆるゆる感)はどこへやら、、Golf6ではダイレクト感があるクイックリーな印象へw
だからといって、ステアリングに不快な微振動は皆無でして、接地感がわかる=重いではなかったのも好印象w
ここからが悪い点ですが、
発進〜スーパーチャージャーが機能し始める1500回転くらいまでにトルクの谷よりもはるかにタルい回転域が存在し、
そこで一瞬のダルさが垣間見えました、、
しかもその回転域があるためにチャージャーが機能し始めると唐突にトルクが盛り上がって、超低速走行時にはナーバスな側面が見え隠れします。
また、Dモードでは2000回転弱ですぐにシフトアップをしてしまい、気が付くと7速だったりする点も気になりました、
やはり高燃費の裏にはこういう電子制御があることはわかりますが、オーバードライブに入れてまで・・というのはいかかがなものかと、、
しかしここがプラス評価点にもなってて、オーバードライブでも一応加速はしますw
シーケンシャルシフトの変速にも気になる点があって、
チェンジラグは極小なのですが、パドルやシフトノブを操作してから変速し始めるまでのラグが極小とまではいかず、
全体として相殺してしまってる感がちょっと残念でした。
あとはマイナスってほどでもないのかもしれませんが、3500回転前後にチャージャーが切り替わることによるであろうトルクの谷というほどでもないし気になるほどのことでもない回転域が存在します。
が、それでも書かないとプラス評価に比べてマイナス評価ポイントが少なすぎるので書きました、、
ひっくり返せばそれだけ完成度は高いということでしょうか、、
最後に・・
このGolfは確かに速いですが、これを上回る動力性能を持ったクルマはゴマンとあります。
でもGolf6は走っていて楽しいクルマであることは間違いないです、、
普段は落ち着いた乗り味なのにキレればぶっ飛ぶというのか、とにかくワクワクさせてくれます。
そもそも、予備知識なしでこれを乗ったときに1800〜2000ccくらいの排気量だと感じました、
ツインチャージャーであることはすぐに分かったので、NAでいうところの2400ccくらいと同等に感じたわけですw
オレは正直言って、この予想を当てにいったつもりだったんですが・・
実はコレ、たった1400ccしかなかったわけで・・
度肝を抜かれました、、というかキモを冷やしましたw
アンチ外車のオレとしては言いたくないのですが・・
これは・・
『アリ』でしょうw
追伸:リバースギアで左ドアミラーの角度が勝手に変わったり、間欠ワイパーが理解できない間隔で動作したり、ルームミラーについているスイッチがわからなかったり、ライトスイッチのレスポンスが甘かったり、シートヒーターがなくなったり、対物センサーがピコピコいったり、それが4隅のスピーカーと連動していて直感的にどこに障害物があるのかわかったり、ホーンの音がヨーロピアンではなくなったり、とよくわからんとこがまだたくさんあるので分かり次第追記したいと思います。