フロート調整

VM26です




ドレインからガソリンがたれて、ブリーザーからもガソリンまじりの白濁したオイルが吹き出すので、キャブがオーバーフローしているようです。。



キャブレターなどの精密部品は自分でさわりたくないところですが、なんかもうノリでやっちゃいましたw



で、まずはエンジンからキャブレターをはずしてドレインからガソリンを捨てます



このときガソリンコックOFFするのを忘れないように・・w



次になんだ?



あっタオルなんかをしいてフロート室をはずします、たいがいビス4つで固定されてるので、なめさない様に丁寧に回します、、



この状態になりました〜



VM26です



中央のがキャブレター本体、右側のカップみたいなのがフロート室、、そして左側の黒いダンベル見たいなのがフロート(別名:浮き)です。知らなかったんですが、左右非対称になってます。



このフロートって黒いのが今回のオーバーフローの原因だと思われます。



ピン一本で固定されているので、ピンを抜くだけで取り外せます。。フロートは非常にデリケートなパーツなのでくれぐれも丁寧に扱います。



こいつ、中が空洞になっていてガソリンに浮きます、、つまりフロート室がガソリンで満たされるとフロート(浮き)が浮いてフロートバルブを閉めます。。つまりガソリンのフロート室への流入を止めるわけですね〜



ま、今回はこのフロートがおかしくなったので、調整してみます。



VM26フロート



ちょうど指で隠れてしまってますが、金属の板の角度を曲げることにより微妙な調整を施します。



油面を上げすぎるとオーバーフローするし、低すぎると全開維持時にガソリンがフロート室に補給されにくくなりガス欠のようになります。。



本来はフロートの適正な値が必要なのですが、勘でやってみますw



ま、今現在が漏れているわけなので、1ミリほど鉄板をあげてバルブのとじを早めてあげました。。



この1ミリってのも勘から来る数値で、正しいとは限りませんw



だいたいフロート室の満タン3ミリ手前くらいがいいらしいですw



調整が終わったらモトのように組んでいきます、、このとき注意しなければならないのが、フロート室の取り付け。。



慣れないうちはせっかく調整したフロート(浮き)を狂わしてしまったり、最悪破損させてしまいますw



」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」



エンジンに取り付け、始動してみます。



ここで『エンジンがかからない』というあなた!!



コックはONになっていますか〜?w



しばらくアイドリングしてみて異常がないようであれば、実走チェックです。



残念ながら今日は雨だったので、アイドリングのみのチェックになりましたが、ドレインホースからの漏れは今のところありません〜



ま〜油面を下げることには成功したようですw



明日全開走行してみて、ガス欠にならず、ブリーザーからオイルが吹かなくなれば今回のキャブレター調整は成功ってことですねぇ、






キャブレター内のメインジェット、パイロットジェット(スロージェット)などのパーツは真鍮というお世辞にも強度が高いと言えない金属で出来ているので、締め付けには注意が必要です。。



すぐに『やってしまいます』w