iPod nano 16GB

iPod nano




常日頃よりiPod Touch使ってるんですがあまりにもデカくて邪魔なんでnanoを買ってみました〜



手元に1台nanoはあるんですが、何しろ初世代の代物なんでバッテリーが5分と持ちませんw



とにかく現行のnanoはやれスピーカーだの、やれビデオカメラだの訳の分からん便利グッツが詰め込まれていますが、やはり肝心なのは音質。



というわけで早速手持ちのTouchと音質比べをしてみました〜w



使用したイヤホンは先日購入しエージングが完了したところのPioneer SE-CL40、




最初に聴いたのは葉加瀬太郎の似非交響曲『希望』ですww



まずはnanoの単独評価です、



全域には雲がかかったようなぼんやり感があって、全体的な解像度も低く音の目が粗い印象。



低域はなかなかの元気な音、高域の伸びも悪くはないですが中域の量感には物足りなさを感じざるを得ません。



原音を無視してnanoの音を出しているという感じ。



あと、定位感はしっかりとしているものの回り込んでくるような感じではなく、横一列に楽器を並べて鳴らしているような平たい感じです。



全体としての音質の評価は、ある程度のまとまりのある音を鳴らしているものの、上下幅とメリハリ感がなくもっさりとした音質。



その原因としては曲以外の音が出すぎている気がします。



定位に関しては、直線的な定位感と横幅のナローさから前後左右がのっぺりとしていて臨場感に欠けると思いました。



麻田がSONYに乗り換えたいと言っているのもうなずけます。



ウォークマンは聴いたことがないですけど、このあまりにも普通なnanoに劣る音質もなかなかないかと思われます。






Touchと比較するとその音質の差は歴然としていて、全域の透明度、解像度、なによりも原音への忠実さがまったく比較になりません。



どちらが良い音かと問われると確実にTouchに軍配があがるでしょう。



と、ここまで書いて検索をかけたらどうやら省エネモードが音質に多大なる悪さをするらしいとの記述を見つけました。



そしてその省エネをOffにしてみたところ音域のナローな感じは変わりませんでしたが、



特性がまともになってフラットで聴きやすく、粗さがなくなって艶っぽい音になりましたw



Touchと比較しても原音に忠実、臨場感・・という点以外で別段見劣りする部分もなく、むしろ低音域のキレは大したものです。



というわけで、最終評価は十分良い音ということにしておきます。