V100エンジン交換

エンジン載せ換え




うちのばあちゃんのアドレスV100のエンジンがおかしくなって、



その辺の珍走より五月蝿くなっていたのでエンジンを交換してやることにしましたw



まずは、マフラーとエアクリを外してスペースを確保し、



手を突っ込んでひたすら燃料系・配線と格闘・・



基本的には抜くだけですが、サービスマニュアルがないからバラしながらも図面を頭に焼きこんでいかないとDOBONw



2スト原チャリはまったくの門外漢なんですが、そんなオレでもこのアドレスの異常なまでのクリアランスのなさからくる整備性の悪さは直感的に理解しましたw



まぁ、今回は2ストに若干詳しいノブヒコに手伝って(教えて)もらいながらやったので、専門外とはいえ比較的スムースに作業進行、、






エンジンを固定してるボルト1本と、リアサスのボルト1本の計2本をはずしてエンジンを取っ払い、



2基のエンジンの互換性の照合、及び部品の移植作業なんですが、



また同形式のE111エンジンなのに年式が違うため微妙に違うんですよ〜w



仕入れたエンジンが微妙に低年式らしく、再燃焼の還元ホースのニップルがないわ、ハーネスのカプラー形状とその本数も違うわで超ゲンナリ・・



始動無理オーラが出つつも、リアホイールとセルモーターを移植して載せ作業に移行〜



基本的には逆手順なのですが、狭いアドレスでは抜くとは違って付ける作業はえらく大変ですw



オイルポンプのケーブルは簡単に脱着できましたが、キャブレターのケーブルが死ねましたw



オレの常識の中にこんな変な形と、変なタイコの取りまわしがなかっただけなんですがかなり手こずりましたw



といっても、外したとこを付けるだけならまだかわいいもんで、



何より困ったのが年式の違いからくる非互換性部分、、



キャンセルしなくてはならん配線やホースが何本もあり、かといってキャンセルしてはダメなホースもありその見極めが・・



ノブヒコから大まかな部品の役割を教えてもらって、オレの判断で処理を決めていきます、、



でも、何が正しいのかなんてわかりませんし、エンジンが始動するとは思ってないんですオレらw



ある程度組みあがり、プラグのチェックをしてみると火が飛ばない・・



電気系統も反応していない・・



ハーネスの違いから、結線できてないカプラーが2〜3本あるんであたりまえですww



始動を絶望視し、なにげに梱包材をチラ見すると、なにやらハーネスらしきものが張り付いてるじゃぁありませんかw



そこで、エンジンを載せる前にやればよかったハーネスの移植開始!w



もとのハーネスを剥ぎ取って、そこの新しいハーネスを這わすのが常識ですが、



無いと思ってたので無理。エンジン積んでもうた。バラすのメンドイ。ということで今あるハーネスに沿わすようにしましたw



ある意味強化ハーネスですww



まぁ、とりあえずは始動に必要最低限なイグニッション・ブレーキセンサー・スイッチ・バッテリー・セル・コイルのみを結線しキーオン!



お〜テールが点いたw



が、点火チェックにセルボタンを押した瞬間沈黙w



不具合のありそうな部分をさがす男2人・・



ヒューズが飛んだだけですが、ヒューズが飛ぶってことはどこかに不具合が・・



と、ノブヒコが超適当にとったアースが見えるw



なんかプラスチックといもねじのとこにアースが共締めされとる・・



これや〜ってなもんでアースを取り直したんですが、取れる場所が少なく結局インマニ共締めで解決しました〜



腹が減ったノブヒコはただバラしてただけで、手順とかはまったく覚えられなかったらしいですw



アース問題の解決により、セルも快調に回るわ、火花も散るわ、ヒューズも大丈夫だわで、始動に希望が見えてきたのがおやつどき、



でも、キックを蹴れど音が違う、、セルを回せど燃焼ガス臭くない、、それどころか生ガスの匂いすらない、、



疑わしいところを探しましたが特に無い、、



プラグをチェックしたら乾いたままで、ガソリンもオイルも供給されてない?



車体左側をバラして燃料系の総チェックが始まって30分ほどでしょうか、、



なにやら怪しげで、意味ありげなホースを発見、



キャンセルしたホースやら、2倍のハーネスが生い茂ってたんで見逃してたようで、



もう一個のキャブレターを見てみると、キャブにホースが2本ささってるのにこっちのキャブには1本しか・・



とりあえずニップルにホースを挿してみてセルをまわしてみると、、



うぉ〜圧縮してる音や、匂いや〜



エンジン始動や〜!w



4ストみたいな匂いがしたので、すぐに2ストっぽくオイルポンプを調整w



ポンプのケーブルはオレが繋いだんですが、規定値にあわすというのを忘れていてかなり絞ってあったようですw



と、ここでカラスが鳴きそうな気配がしたので、ハーネスの処理と外装の取り付けなどの仕上げ作業を開始〜



『日が沈む=蚊がわく』方程式なので仕上げは急ピッチw



あっという間に仕上がって、工具も片付きましたが、いもねじが10本ほど余りましたww






なんのご好意か、ガソリンとオイルが満タンにしてあって、作業の邪魔でしたw



そういえば、ミッションオイルとかどうしたかな・・



チェックした記憶がない・・w